真面目な話②
美容院から帰ってきた時はさらさら艶々でも翌日自宅でシャンプーしたらちょっと手触りが・・・。なんてご経験ありませんか?
答えはいくつか要因はあります。
1つはカット不良(単純に削ぎすぎ)
2つめは過度な薬剤設定での薬品ダメージ
この二つは完全に美容師の責任であってお客様は何も悪くないです。
もう1つは自宅で使用するシャンプーやトリートメントのアイテムが髪にあってないからという理由もあります。
なぜなら、お使いのシャンプートリートメントに含まれる成分によっては、髪への負担になってしまっているものもあるからです。
もし、知らず知らずのうちにシャンプーなどで髪を傷めてしまっていたら、美容室で一生懸命キレイにしようとしても、成果を感じにくくなります。
そのままのケアを続けていても効果は見込めないでしょう。
今回はまず正しいシャンプーの選び方から少しご紹介します。
【シャンプー】
まずシャンプーのパッケージ裏にある成分表を必ずチェックして下さい。
以下の2点に注意して髪に優しいものかどうか見分けています。
「○○○硫酸」
「スルホン酸」
とついているものを避けて下さい。
シャンプーの良し悪しは、”洗浄成分”で決まります。
「○○○硫酸」や「スルホン酸○○○」などの安価で洗浄力が強すぎる成分が含まれたシャンプーを使うと、髪の汚れだけでなく、内部の栄養分まで洗い流し髪に負担がかかります。分かりやすく言うと石油系界面活性剤(食器洗剤と同じ)です・・・。
ではどんな成分が良いか、
「ココイルグルタミン酸◯◯◯」「◯◯◯ベタイン」
「パーム核脂肪酸◯◯◯」
「ココイルメチルタウリン◯◯◯」
といった、天然植物由来の優しい洗浄成分が含まれているシャンプーであれば、汚れだけをきれいに落とし、内部の栄養分を流出させにくい特性があります。
しかし、これら天然由来の洗浄成分は配合バランスの調整が難しく、コストもかかるため安価ではないです。
でも考えてみて下さい、サロンで販売している安全なシャンプーの相場って¥2000〜¥3000位です。これを高いと感じるかは人それぞれですが、1本を1ヶ月で使いきったとしても1日で換算したらせいぜい¥100程度です。綺麗な髪を手に入れるため1日¥100だったら決して高価ではないと思います。
綺麗な髪の方達は間違いなく自分の髪に投資しています。
髪質や状態に合わせた商品の選別は担当の美容師が絶対分かっているはずですので1度ご相談してみて下さい。もし万が一、分かっていない美容師であれば美容院を変えることをオススメします。
っていう事で次回は正しいトリートメントの選びをご紹介します。
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